MarryMe!Marry

わたしが既婚者になるまでの記録

結婚を意識した出来事

相談所に入会したきっかけは、もうそろそろ結婚する年齢かな?と思ったからでした。

 

思えば昔から恋愛に対する温度が低い私。

加えて盛り上がるのに時間がかかるので、そもそも短期決戦のお見合いには向いていないのかもしれません。

年齢的に出会いがお見合いであれそうでなかれ、次に付き合った人とは結婚するのだと思っていました。

 

しかし7年もの時は流れ、彼氏ができることも、真剣交際に発展することもありませんでした。

あれ?これはもう私結婚できないんじゃない?

どうするの?

このまま仕事を続ければ一人で生きてはいける。

でも一人で私生きていけるの?

女性は35歳でぐっと選ばれることがなくなると言います。

私も35歳になるとき、もう私の人生に結婚というイベントは起こらないんだと言い表しようのない不安に襲われました。

 

幸か不幸か、まだ独身の友達もおり冗談半分で(でもちょっと本気で)一緒に住む家を買う?なんて話もしました。

 

私も不安でしたが、私以上に不安だったのは家族だと思います。

ある日母親に「あなたがかわいそう」といわれました。

これが私が結婚を意識した出来事です。

私は彼にプロポーズをされる直前まで彼の存在を家族に話したことはなかったのですが(そして7年もお見合いをしていたので、家族もまさか私が特定の人と何度も会っていると思わなかった)、この出来事は彼とすでに出会った後の事で、この一言がきっかけでもう結婚しよう、と決意が固まりました。

 

私から見ると母の結婚生活も決して順風満帆ではなかったと思うのですが、それでも母は結婚した人生の方が幸せで、一生ひとりで生きていく私は「かわいそう」なのです。

この先ひとりで生きて行く娘のことが心配でたまらなかったのでしょう。

親から見れば、精神的に弱く、傍に支えてくれる人がいなければ生きていけそうにない娘が、自分たちがいなくなった後、どうするのかと私同様に不安だったのだと思います。

娘の立場からだと、母が結婚した自分の人生は「幸せ」だと思えているのなら、嬉しいことです。

 

兄弟は、私が家族が大好きすぎるので、親がいなくなったら私が立ち直れないと思っているようです(自分でもそう思います)。

だから、いつかそうなったとき一緒にいてくれる人ができてよかったと言われました。

 

彼がどれだけ頼りになるかわかりません。

でも傍にいて、支え合える存在になればいいなと思います。