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わたしが既婚者になるまでの記録

そのほかのお見合い

ファーストコールが死ぬほど苦手な私ですが、ファーストコール後一度もお会いせずに終わった方が3名いらっしゃいます。

 

お見合いは、

①お見合い成立

②お見合い(私の相談所の場合お仲人さん立ち会いの場合が多い)

③双方OK

④ファーストコール

⑤2人きりで会う

という流れて行われるのですが、③が成立した以上、⑤を行うのは必須という雰囲気です。

2人きりで会いたくないならOKするなというわけですから、当たり前ですね。

 

しかし、④まで行われた上で⑤が実施されなかった方が7年間の間で3名いらっしゃいます。

被害者と加害者という見方をすれば、私は2回加害者で1回被害者になりました。

 

【加害者1回目】

(実は(ということのほどでもない)この方は現在の彼と同じ会社の方です)

(彼にさぐりをいれたところ、全く接点のない方のようなので安心です)

彼とはSMSでやり取りをしていたのですが、⑤のお店を決めるのがあまりに頼りなく、かといって私が決めようとするとなぜか止められ(私は自分でお店を探すのが苦にならないタイプで安い居酒屋に連れて行かれても楽しめるタイプ)ファーストコールという私的苦行を耐えたのになかなかお会いできず、嫌気がさしてしまいました。

店を決めるだけのやりとりが4週間を超えたころ、もしかしたらこの人は私に会う気がないのでは?とも思えたため、お仲人さんに事情をお話し、お断りをお願いしました(直接断るのは禁止だと言われていたため)。

 

そんな事情なら仕方ないですね、ということでお断りをしていただいたところ、そこから鬼電、鬼SMSが始まり(本来、お断りをされた人は連絡を取ってはいけない決まり)

お仲人さんに泣きついたところ、先方から大変申し訳ないことをしました、なんとかもう一度チャンスをもらえませんか(なんの?)と連絡があったと告げられ、チャンスをあげられませんか?とのこと。

チャンスも何も、会うことが決まっていたのに会えなかったのはあなたのせいでは?チャンスってなんの?とよくわからなくなった私はやっぱりお断りをしたのでした。

 

【加害者2回目】

私はあまり頻繁に連絡を取り合う方ではないので、おはよう、おやすみなどの連絡が来ると疲れてしまうのですが(なんて返していいかわからない)、彼はそのタイプの方でした。

おはよう、くらいの連絡ならおはよう、と返すのですが、その連絡が朝4時、5時にくるのです。しかも超ネガティブな情報とともに。

例えば、昨日会社の帰りにハトの死骸を見たよ。おはよう。みたいな。

なにがしたいの?が正直な感想です。朝4時に着信音で起こされた揚句、なぞのハト情報。

それでも1度は会わなくてはいけない決まり、私も贅沢いってられる立場じゃない、これが彼なりの親しくする方法なのだと1回会うまではとがんばりましたが、ネガティブ情報が笑えないレベルになってきたため、お仲人さんに泣きつきました。

すると彼は同じことを他の女性にもして何度も断られており、お仲人さんも幾度となく注意しても、他の人にとってのネガティブな情報という意味や、非常識な時間という概念がないらしく、治らないらしいのです。

ちなみに、まだ同じことを繰り返しているらしいです。

 

【被害者1回目】

彼は現在の彼とお付き合いをしているにもかかわらず、もう一方の相談所経由でお見合いをした方でした。

大変難しいお仕事をされており、インテリに弱い私はなんなら乗り換えたいくらいの気持ちで挑みました。

悪いことはするものじゃないですね。

ファーストコールでしばらく仕事が忙しい旨を告げられ、素直な私は連絡が来るのを待っていたのですが、次に来た連絡はお断りでした。

理由は聞きませんでしたが、よくわからないままです。

でもこの出来事が彼と結婚を決意できるきっかけとなったかもしれません。